【衝撃】Gemini 2.5 Pro 1時間で作った「R-TYPE波動砲」シューティングゲームがこれだ!

波動砲を発射する戦闘機と巨大宇宙戦艦との激しい対決が描かれたゲームパッケージ風イラスト。鮮やかな青とオレンジの宇宙空間が背景 AIツールの使い方

波動砲を発射する戦闘機と巨大宇宙戦艦との激しい対決が描かれたゲームパッケージ風イラスト。鮮やかな青とオレンジの宇宙空間が背景

見てください、これ! レトロな雰囲気の横スクロールシューティングゲーム。ちゃんと自機が動いて、弾を撃って、敵が出てきて…そして、画面下のゲージを溜めて放つ「波動砲」!さらに、スコアを稼ぐと巨大戦艦ボスまで出てくるんです!

DeskTopパソコンで触ってみて。

波動シューター for WordPress

波動シューター

操作方法:

矢印キー: 移動

スペースキー: 通常ショット

Cキー (長押し): 波動砲チャージ

Cキー (離す): 波動砲発射

「まあ、よくあるブラウザゲームだね」って?

…実はこのゲーム、Googleの最新AI「Gemini 2.5 Pro」と私(プログラミングはほぼ素人)が、たったの1時間で作り上げたものなんです!

信じられますか? ちょっと前までは考えられなかったことが、今、現実になっています。「AIでゲーム開発」なんて言葉は聞いていたけど、まさかここまでとは…。

この記事は、本格的なゲーム開発テクニックを解説するものではありません。ただただ、「Gemini 2.5 Pro、マジですごい!」という感動と、AIがいかに私たちの創造性を(超お手軽に)拡張してくれるのか、その驚きの体験を共有したい。そんな思いで書き綴る、ドタバタ1時間開発の奮闘記(ほぼAI任せの冒険記?)です。

お題は、懐かしの1980年代R-TYPEもどき。あの頃、誰もが夢中になった大人気ゲームの興奮を、現代のAI技術でどこまで再現できるのか? 1時間という制限時間の中で、AIはどんな魔法を見せてくれるのか?

「本当に1時間でこんなのできるの?」
「プログラミング知識なくても大丈夫?」

そんな疑問を持つあなたにこそ、読んでほしい。そして、願わくば「自分もAIと何か作ってみたい!」と思ってもらえたら最高です。

さあ、AIとの超高速ゲーム開発の舞台裏へ、あなたも一緒に飛び込んでみませんか?

なぜ「R-TYPE風」? なぜ「波動砲」? ― AIへの無茶ぶり実験開始!

正直に言うと、深い理由はありませんでした。「Gemini 2.5 Proの能力を試すなら、何か具体的なお題があった方が面白いかな?」くらいの軽いノリです。1980年代の大人気ゲーム「R-TYPE」は、その象徴的な「波動砲」システムが印象的で、これをAIと一緒に作れたら面白いだろう、と。

複雑なゲームロジックや美麗なグラフィックは最初から度外視。あくまで「1時間でどこまでできるか」がテーマです。シンプルな横スクロールシューティングなら、基本的な動き、弾の発射、敵の出現、そして「波動砲」というコア機能に絞れば、AIの力を借りてなんとかなるのでは?という甘い期待(と、AIへの過度な期待)を胸に、開発(という名の実験)はスタートしました。

開発環境:必要なのはブラウザとAIだけ!

今回の超短期開発で用意したのは、以下のものだけです。

  • ウェブブラウザ: Google Chromeを使用。
  • テキストエディタ: シンプルなものでOK。
  • Gemini 2.5 Pro: 今回の主役。チャット形式で指示を出します。
  • Tone.js: サウンドをちょっとリッチにするために、Geminiに「簡単な音出しライブラリない?」と聞いて教えてもらったJavaScriptライブラリ。

特別なゲームエンジンや高価な開発ツールは一切不要。まさに「AIさえいれば、誰でもゲームクリエイターの真似事ができる!」を地で行くスタイルです。

怒涛の1時間開発!Gemini 2.5 Proとの二人三脚(ほぼAI任せ)

開始0分:プロジェクト始動!「HTMLとCSSの骨格作って!」

まずGeminiに「レトロなシューティングゲームのHTMLとCSSの雛形プリーズ!フォントはピクセルっぽいやつで!」とお願い。数秒後には、それっぽいHTML構造と、Press Start 2Pフォントを使ったCSSが提示されました。ゲーム画面となる<canvas>と、スコア表示用の<div>を配置して、見た目の準備は完了。

開始5分:「プレイヤー機を動かしたいんだけど…」

「矢印キーで上下左右に動くプレイヤー機をcanvasに出して!」と指示。Geminiは即座にJavaScriptでプレイヤーオブジェクトの定義、キー入力のイベントリスナー、描画関数を生成。コピペしてブラウザで確認すると、もう緑色の四角い自機が動いてる!「え、もう!?」と最初の衝撃。

開始15分:「弾、撃ちたい!スペースキーで!」

シューティングなら弾がないと始まらない。「スペースキーで自機の前方から弾がまっすぐ飛ぶようにして!」と追加オーダー。これもGeminiは数行のコード修正で対応。bullets配列を作り、弾の位置を更新し、画面外に出たら消す処理まで完璧。この時点で、もう「ゲームっぽい!」と感動。

開始25分:「敵キャラ出して!右から左へ!」

「右から敵がランダムな高さで出てきて、左にまっすぐ進むようにしたい!」これもGeminiにお任せ。敵の出現タイミング、移動速度、画面外での消滅処理など、面倒な部分もサクッと解決。敵の形はとりあえず「三角形でいいや!」と適当に指示。

開始35分:「本日のメインディッシュ!波動砲いくぞ!」

ここからが本番。「Cキー長押しでチャージして、離すとぶっといビームが出る『波動砲』機能が欲しい!」と、一番の無茶ぶり。

  1. チャージシステム: 「チャージ中はゲージが溜まるように見せて」→GeminiがHTMLとCSSで波動砲メーターを提案、JSでチャージ変数を制御するロジックを作成。
  2. チャージエフェクト: 「自機の先端にエネルギー溜まってる感じのエフェクトも!」→「了解!こんな感じでどうでしょう?」と、円を点滅させるコードを提案。何度か「もっと激しく!」「色変えて!」とやり取りし、それっぽいエフェクトが完成。
  3. 発射とビーム: 「チャージ量に応じてビームの太さ変えて!発射音もド派手にして!(Tone.jsで)」→ビームの描画関数、持続時間、発射時の画面フラッシュエフェクトなど、次々とコードが生成されました。「ヤマトみたいなすごいビームデザインにして!」という無茶な抽象的要望にも、複数の楕円とグラデーションを組み合わせたビームデザイン案を提示してくれました。これをベースに微調整。1時間クオリティとは思えない(自画自賛)波動砲が完成!

開始50分:「ボスキャラ、ワンチャンいける?」

勢い余って「最後にボスキャラ出したい!スコア200点くらいで!」とGeminiに相談。「できますよ!」と心強いお返事。
ボスのデザインは「デカくて威圧感あればOK!」と雑な指示。Geminiは複数の砲塔を持つ巨大戦艦風のボスを提案。体力ゲージもHTMLとCSSでサクッと追加。ボスの移動パターン、砲塔からの弾発射ロジックもほぼAI任せ。この短時間でボス戦の骨格まで出来上がるとは…。

開始58分:サウンド調整とデバッグ

Tone.jsを使って、ショット音、爆発音、波動砲のチャージ音・発射音、ボスの攻撃音などを追加。Geminiに「こんな感じの音にしたい」と伝えると、シンセサイザーの種類やパラメータを提案してくれます。
開発中には何度かエラーも発生。「Start time must be strictly greater than previous start timeってTone.jsのエラーが出たんだけど?」とコンソールログを貼り付けると、Geminiが「それはですね…こう修正するといいですよ」と的確なアドバイス。特に、爆発音やボスの攻撃音が連続で鳴る場面でのエラーは、AIの提案でサウンドプールを作ったり、Tone.PolySynthを使ったりすることで解決しました。

開始60分:タイムアップ!「波動シューター」爆誕!

そして1時間後。敵を倒し、スコアを稼ぎ、波動砲をぶっ放し、巨大戦艦ボスと戦う…という一連の流れが、驚くほどスムーズに実装できてしまいました。もちろん、グラフィックは超シンプル、ゲームバランスも未調整。でも、紛れもなく「波動砲が撃てるシューティングゲーム」がそこにはありました。

「波動シューター」のココがGemini 2.5 Proのおかげ!

  • 圧倒的なコード生成スピード: HTML、CSS、JavaScriptの基本構造から、プレイヤー、弾、敵、波動砲、ボスといった各機能の骨子となるコードを数分~十数分単位で生成。これがなければ1時間開発は不可能でした。
  • 抽象的な指示への対応力: 「波動砲をもっとかっこよく」「ヤマトみたいなビーム」といったフワッとした要望に対し、具体的なエフェクトやデザイン案をコードと共に提案してくれた柔軟性には驚きました。
  • エラー解決能力: 特にTone.js関連のエラーや、衝突判定のロジックミスなど、自分では解決に時間がかかりそうな問題も、コンソールログを提示することで迅速に原因と対策を示してくれました。
  • 壁打ち相手としての優秀さ: 「次に何を作ろうか?」「この機能はどう実装すればいい?」といった相談相手としても優秀。アイデアを投げかけると、それを実現するための道筋を示してくれます。

1時間でここまで出来た!AI時代のゲーム開発は遊びだ!

今回の「波動シューター」1時間チャレンジは、ゲーム開発の専門家ではない私にとって、Gemini 2.5 ProというAIの驚異的な能力を体験する絶好の機会となりました。

もちろん、このゲームは「1時間クオリティ」であり、世に出せるような完成度ではありません。しかし、「アイデアをサッと形にする」「プロトタイプを高速に作る」という点において、AIがいかに強力なツールであるかを示せたのではないでしょうか。

もし、あなたが「ゲームを作ってみたいけど、プログラミングは難しそう…」と思っているなら、Gemini 2.5 ProのようなAIと一緒に、まずは簡単なものから挑戦してみることを強くお勧めします。AIがあなたの右腕となり、面倒なコード作成やデバッグを手伝ってくれるでしょう。かつて夢中になった大人気ゲームの要素を取り入れたり、自分だけのオリジナルな「波動砲」を考えてみたりするのも楽しいはずです。

Gemini 2.5 Proがあれば、ゲーム開発はもっと手軽で、もっと楽しい「遊び」になる。今回の実験で、私はその可能性を確信しました。さあ、あなたもAIと一緒に、自分だけのゲームを創り出してみませんか? 1時間後には、想像もしていなかった作品が生まれているかもしれませんよ!


免責事項

  • 本記事で紹介したゲーム「波動シューター」は、GoogleのAIモデル「Gemini 2.5 Pro」の能力を示す目的で、限られた時間(約1時間)で制作された実験的なプロトタイプです。ゲームバランス、グラフィック品質、バグの有無など、製品レベルの完成度を保証するものではありません。
  • 本ゲームのコードは教育的・実験的な目的で提供されており、いかなる目的での利用においても、その動作や結果を保証するものではありません。ご利用は自己責任でお願いいたします。
  • 本記事の内容は、筆者の個人的な体験と見解に基づくものであり、Google LLCの公式な見解を示すものではありません。
  • 「R-TYPE」は株式会社アイレムソフトウェアエンジニアリングの登録商標または商標です。本ゲームは「R-TYPE」のオマージュとして制作されており、同社とは一切関係ありません。
  • 本記事およびゲームコードの利用によって生じたいかなる損害についても、筆者およびGoogle LLCは一切の責任を負いません。

以上で、免責事項が記事の最後に追加されました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました